男の着物 そうだ!お正月に着物を着よう!


男性の着物姿は、女性に人気ありますね。

今年に夏は、男性の浴衣もよく売れました。
カップルで来て、彼女が選んであげるパターンが多かったですね。

浴衣を着る男性は増えても、お正月に着物を着る人は少ないですよね。

浴衣の次は、お正月に着物を着てみませんか?

男性の着物について

私は、毎日着物を着ているので、洋服よりも早く着られますし、
着ていて肩がこらず、締め付けないので楽ですね。

カッコ良く着るための男性着物のポイント

  • 寸法が大事です。

着付けは簡単なんですが、
身丈、身巾、裄がある程度合わないと、キレイに着られないですね。
慣れてくるとある程度、寸法が合わなくてもカッコ良く着られますが、
最初は、プレタや古着ではなく、別誂えで仕立てたほうが良いですよ。

  • 帯の位置が大事です。

帯の位置でカッコ良くも悪くもなります。
帯はウエストよりも低い腰骨の辺りで、腰パンの位置というと分かりやすいかもしれませんね。

  • 防寒対策が大事です。

着物は、防寒しないと寒いです。
暖かい足袋、あったかインナー、マフラーが必要です。
本格的に着物を着たいと思ったら、コートも欲しいですね。

  • 着物の素材も大事です。

正絹(しょうけん)の着物 絹100%

正絹の紬は生地が丈夫で着やすくてお薦めですね。
大島紬、結城紬が有名ですが、それ以外にもいろいろな紬がありお値段もピンキリです。

真綿を使っている紬は、生地がも暖かいです。
さらに裏地が付くので、ポカポカ暖かいですよ。

 

正絹の紬以外は、縮緬(ちりめん)の色無地、小紋、お召(おめし)の無地、縞柄があります。
着る機会の多い人は、紬以外の着物も一枚欲しいですね。

お召はシワになりにくく、もたつかない生地なので着やすくてお薦めです。
徳川十一代将軍徳川家斉が好んで着用したことから、お召(おめし)という名前になったそうです。

  • ポリエステルの洗える着物

お値段も安く、自宅で洗えるので扱いも楽ですね。
仕立て上がっているプレタの着物や羽織もあるので、すぐに着られます。
生地が冷たいので防寒は必須ですね。

 

  • ウールの着物

昔お正月といえば、男性はウールのアンサンブルを着ていましたね。
今でもたまにいらっしゃいますね、

ウールの生地は暖かいのですが、裏地がないので寒いです。
お値段は、ポリエステルの着物よりは高いですが、
正絹の着物よりはグッとお安いです。

最近ウールは売れないので、お店には置いていませんね。

  • 木綿の着物・デニムの着物

木綿やデニムは裏地がないので寒いですが、キチンと防寒すれば着られます。

 

男性着物のコーディネート

昔は、アンサンブルと言って、着物と羽織が同じ生地でしたね。
最近は、別々な生地、色、柄を選んでコーディネートする人が増えました。

日本和装のCMに主演していたキムタクの着物姿もそうでしたよね。

着物と羽織の基本コーディネート

着物が紺、黒、焦げ茶など濃い地色、
羽織が薄い白、ベージュ、グレー系、
もしくは金茶、銀鼠(ぎんねず)、煉瓦(れんが)など中間色

着物が薄地、中間色、羽織が濃い地という上記のパターンの逆もあリます。

 

帯の合わせ方

  • 帯は角帯がお薦めです。

角帯以外は兵児帯がありますが、
キリッとカッコ良く着たいなら角帯ですね。

  • 正絹の帯

生地は、正絹の博多をお薦めします。
高級感があり、締めやすいので一本は欲しいですね。

下の商品は、正絹の本場博多の角帯で、4,860円(税込)と激安です。

本場筑前博多献上 井上絹織謹製男物角帯 こげ茶

  • ポリエステルの帯

ズルズル滑りやすく締めにくいです。

  • 綿の帯

柔らかくて帯の形をキレイに作りにくいですね。

ポリエステルの帯、綿の帯とも、慣れれば平気ですが、
最初は、正絹の帯が良いですね。

帯の色の組合せ

着物の地色と反対色なら若々しさ、粋な感じ。
着物と同系色なら、落ち着いた感じ、上品な感じ。

小柄な方は同系色で合わせたほうが、背が高く見えます。

帯は、着物に比べると値段が手頃なので、
何本か持っていると組合せを楽しめますよ。

履物

雪駄

下駄よりも雪駄が歩きやすいですね。
畳表(たたみおもて)といって、足が乗る部分が畳のものが高級です。
お安い物だとビニールです。
最初は、ビニールでも良いと思いますね。

小物

信玄袋・巾着袋

スマホや長サイフを入れておくのにあると便利ですね。

正絹の本場博多織の信玄袋です。

男締め、腰紐

帯を締める前に使います。
どちらでも良いですが、男締めのほうがしっかり締まりますね。

腰紐は、200円ですよ。

 

防寒グッツ

  • 暖かい足袋

昔はネル裏でしたが、今は温感素材があります。

 

  • 暖かインナー

タイツタイプで下半身を温める下着

肌着タイプで上半身を温める下着

 

 

  • マフラーなど

首周りが暖かいとかなり違いますよ。
洋服用のマフラーでも良いですね。

  • 和装コート

角袖のコートもネットなら手頃な価格で購入できますね。

一つあると真冬でも安心ですね。

今年のお正月はぜひ着物姿で初詣に行ってくださいね。

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