知らないと大変な着物のルール★大事な二つの事は?

 

大事な二つの事とは?

「どのようなシーンで着物を着るのか?」

「季節は?」

この2つについてのルールを押さえておけば、
大丈夫です。

1.着物を着るシーンについて

まずシーンですが、皆さんが一番気になるのは、結婚式や披露宴のお呼ばれで着る着物だと思います。

 

ここでは、友人として披露宴に出席するときの着物についてお話しますね。

 

友人として披露宴に出席する時の着物の種類

友人として披露宴に出席する時にふさわしい着物を考えてください。

礼装である訪問着、準礼装である付下げ、一つ紋の色無地がオススメですね。

紬、木綿の着物はダメです。

紬でも、後染めの訪問着なら披露宴は大丈夫です。

大島紬や能州紬の先染め訪問着は、柄や織り方によりますね。

カジュアル向きの柄や先染めの紬糸で織った着物は、訪問着でもお出掛け向きになるのでお勧めしません。

レストランウエディングや平服で参加するようなカジュアルな結婚式ならOKです。

小紋は、基本的に避けたほうが良いですが、江戸小紋や付け下げ小紋、絵羽小紋なら大丈夫です。

五つ紋の黒留袖、五つ紋の色留袖も第一礼装なので、止めてください。

格が高ければ良いということではなく、「ふさわしい着物」が大事です。

親戚と間違えられますよ。

 

披露宴にふさわしい色柄

色は、白無垢と被ってしまう白っぽい色や赤、オレンジなど打掛と被ってしまうような色も避けましょう。

花嫁さんより目立ってしまうような色や柄は避けましょう。

黒色の着物は、振袖なら大丈夫です。

黒色の訪問着などの場合は、喪服を思わせたり、黒留袖と間違えるような生地、色、柄は避けましょうね。

白地や黒地であっても、他の色がたくさん使われていて、白無垢や喪服をイメージさせなければ平気です。

また、演歌歌手が着るような奇抜な色柄は避けましょうね。

薄くて上品な色がオススメです。ピンク、クリーム、ブルー、シルバー、藤色などが良いですね。

濃い色なら、濃紺、レンガ色、ワインカラーなどが良いですね。

柄は、極端に派手なものは避けて、上品な加賀友禅の花柄や京友禅の御所車など古典柄がオススメです。

上品に、美しく着こなせるような色柄なら良いと思います。

 

 

結婚式、披露宴にNGなこと

殺生をイメージさせるので、ファーのストールや毛皮のケープはダメですよ。

パーティーだから良いという人もいますが、無用なトラブルは避けたほうが良いですね。

同じ理由で、爬虫類のバッグもダメですね。牛革でも型押しの爬虫類風は止めましょう。

普通の牛革の靴や化繊のストールなら大丈夫ですね。

腕時計もしていかないほうが無難です。

早く帰りたいという意味にとられることがあります。

また、サブバッグでも有名ブランドや百貨店の紙袋は止めましょう。恥かしいです。

また、ルイヴィトンなどのブランドのバッグもカジュアルなのでやめましょう。

写真のバッグは、エルメス、クロコダイルのバーキンですが結婚式はNGですね。

帯の組み合わせ

帯の組み合わせ一つで、大丈夫だった着物もダメになります。

準礼装の着物なら、金糸銀糸で織られた西陣の袋帯が無難です。

長嶋成織物、服部織物、川島織物、龍村織物などが有名です。

また、本来は、第一礼装に締める丸帯ですが、

最近の商品は生地が薄く軽く、訪問着に合う物もありますので、柄と素材次第で大丈夫です。

綴れ八寸名古屋帯は、金糸銀糸で織られており格式がある柄なら黒留でもOKです。

もちろん訪問着でも問題ありません。

ただし、素材と柄次第です。紬などに合わせる素材や柄だと訪問着でもダメです。

名古屋帯は綴れ織以外結婚式には向きませんので、礼装用の袋帯を締めることをオススメします。

綴れ織の八寸名古屋帯です。

 

季節について

結婚式は夏でもありますので、6月~9月に着る着物についてお話しますね。

6月〜9月(単衣・夏物)の季節に着る着物

夏とはいえ、花嫁は袷せの着物を着ていますし、結婚式に親族として出席する場合は、留袖か色留袖なので袷ですね。

絽の留袖も販売していますが、貧弱なのでやめたほうが良いです。

友人として披露宴に出る場合、夏の訪問着があればならそれを着ていけば良いです。

もし、夏物を持っていないのなら、袷で出る、絽の訪問着を購入する、絽の訪問着をレンタルする、この3つの選択肢で選ぶしかありません。

屋外に出る可能性がないなら、袷でも良いと思います。

室内は冷房が効いていますし、新婦やお母様も袷の着物ですから、暑くて倒れるようなことはないと思います。

屋外に出る可能性がある場合や季節感を大事にしたい場合は、購入かレンタルですね。

絽の訪問着は、本来は盛夏(7、8月)ですが、結婚式であれば、6月中旬~9月中旬位まで着られますよ。

その日の天候にもよりますが、温暖化で夏が長くなる傾向ですから、ほとんど問題ないですね。

絽の訪問着を着る場合は、長襦袢から小物まで全て夏物になります。

6月、9月の単衣の時期なら、袷のお着物で大丈夫です。

 

 

柄について

花柄の着物は多いですが、最近の着物はほとんど季節感が出ないような柄になっています。

例えば、サクラと楓と松が一緒に描いてあったり、空想の花だったり季節が分からない柄が多いです。

辻が花は花柄ですが、空想の花なので季節感がありません。

また、例えば桜でも花びらだったら図案なので季節がない、幹枝葉があると写実的なので季節が限られると言われています。

季節感のある柄は先取りは良いとされているので、写実的な梅の柄なら1月元旦から立春の頃がお勧めです。

桜の柄については、いろいろ説があります。

桜は日本の国花なので一年中良いとか、寒桜もあるので、冬も良いと言われます。

桜の柄は、着たい時に着たら良いですよ。

冬に着るなら「寒桜」をイメージして着たら良いし、桜の季節に着るのは季節感が合ってとてもステキですよね。

桜の季節ではない時は、日本の国花だから、という事で着てしまいましょう。

最初の着物は、季節感がない柄を選ぶことをオススメしますよ。

 

 

最後に

結婚式の披露宴に呼ばれた時は、ぜひ着物を着ていってください。

写真映えするので、新郎新婦や親族から大変喜ばれますよ。

多少のルールや決まりに注意しながら、着ていきましょう。

せっかく着物を着るのだから、恥をかかないように注意しましょうね。

今回は、「知らないと大変な着物のルール★大事な二つの事は?」でした。

疑問や質問があれば、いつでも相談してくださいね。

それではまた〜(^O^)/

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