30代の着物ビギナーが失敗しない着物始め

 

30代の着物ビギナーのために

20代、30代の若い方でも、着物を着てみたいという人が増えています。
しかも、フォーマルではなく普段着てみたい人が増えているそうですね。

嬉しいことです。

着物は日本の民族衣装であり、伝統文化です。

この素晴らしい着物を、後世まで伝えるためには、若い人が受け継いでいかないと廃れてしまいます。

私たちも、もっと若い人が気軽に着物に親しめるような環境や物作りが必要だと思いますね。

今回は、若い人に気楽に着物を楽しんでもらえるお話や提案をしますね。

着物を着たいと思ってもいくつかの壁がありますよね。

  1. TPOやルール、マナーの壁
  2. 着物を手に入れるための壁
  3. 着付けの壁
  4. 保管やお手入れの壁

今回は普段に着物を着る提案なので、TPOやルール、マナーは省きますね。

着物を手に入れる壁は、
他の記事でも詳しく説明しているので、今回は簡潔にお話ししますね。

  1. 何を買ったら良いのか?分からない。
    新品なら、紬、小紋、木綿です。
    リサイクルなら、銘仙やウールもありますね。
    新品は、プレタとオーダーがあります。
    寸法が合えばプレタでも良いですが、
    合わない場合はオーダーした方が良いです。
  2. どこで買ったら良いのか?分からない。
    なるべく安く買いたいなら、
    新品、リサイクルともネットショップです。
  3. 相場が分からない。
    ネットショップなら比較できるので分かりやすいですよね。
    リアルショップで買う場合は、
    ネットショップの相場を把握してから見に行きましょうね。
    どこで買うにしても、予算を決めて選びましょうね。
  4. どんな色柄があるのか?似合うのか?分からない。
    ネットショップは、自分に合わせられないので、似合うかどうかは分かりませんね。
    自分が着てみたい着物を選んだら良いですよ。
    リアルショップで選ぶ場合も、本人が着てみたい色柄を尊重しますからね。
    いくら人から似合うと言われても着たくない色柄は着ないですからね。
    普段着ですから、着たい着物を着ましょうね。
  5. 着物、帯、小物のコーデォネートが分からない。
    リアルショップなら、店員さんにアドバイスしてもらえますが、
    ネットショップでは無理ですね。
    モデルさんが着ている写真ズバリで揃えると間違い無いですね。

    普段着に合わせる帯は、基本的に着物と反対色が良いですね。
    黒っぽい着物なら白、ベージュ、クリーム系の帯。
    白系の着物なら、黒、赤、藍などですね。
    帯揚げは着物の色の濃淡か、着物の柄の色を取ってください。
    帯締めは、着物の色と同系色か、着物の柄の色を取ってください。

    初心者がコーディネートで使う色は、2色から3色に決めた方が良いですね。

    一例だと、着物が黒系、帯は赤系、帯揚げで金茶系、帯締めで黒系。

    着物の柄の色を小物に使うのも良いですね。

    センスに自信がある方は、4色以上使っても良いですよ。
    賑やかになりますが、バランスが良ければカッコイイですね。

  6. 寸法が分からない。

自分の寸法を把握することは大事です。

新品のプレタは、身巾が広いですね。
リサイクルは、身巾が記載されているので、比べてください。
オーダーする場合は、自分のサイズを指定してください。

寸法とコーデォネートは、少しハードルが高いですね。

不安があれば、リアルショップでオーダーすれば、両方とも解決しますよ。

新品のリアルショップは、
ショッピングセンターのチェーン店がお勧めですね。

高い商品を勧めてきますが、きちんと自分の予算を伝えて、
予算内で揃えてもらえるようにしてくださいね。

もし、「その予算では無理です。」と言われたら、
その店で購入するのは諦めてください。

深追いすると高い商品を勧められますよ。

リサイクルは、たんす屋が最大手で、全国にありますね。

全品、クリーニング、抗菌、消臭済みなので、安心ですね。
アドバイスもしてくれるので、お勧めです。

着付けの壁

自分で着られる人は、問題ありませんが、ほとんどの方は着られないと思います。

正式に覚えたいなら、着付け教室で行った方が良いですが、
お金を掛けたくないし、いろいろ忙しい30代なら独学で覚えましょう。

最初は、半巾帯で良いですよ。

長襦袢も二部式で十分です。

補正はした方が、見た目が綺麗ですし、
ウエストのタオルは苦しいのを軽減しますよ。

 

参考にする本は、有名な着物ショップ「くるり」の本です。

「着物ショップ くるり」の本はこちらから確認できます。

着付けは、習うより慣れろです。
半巾帯が締められるようになると、浴衣も着られるようになりますよ。

保管は、便利グッズがあるので、
これに入れてしまっておけば安心ですよ。

 

これはチョー便利ですよ!一袋に一式入ります。
着物や帯をそれぞれたとう紙に入れ、除湿シートと一緒にパックに入れ、 ジッパーをしっかり閉じて出来上がり!
タンスの幅に合わせて、選びましょう。

お手入れは、洗える着物や木綿の着物は自分で洗いましょう。

ウール、銘仙は、シーズンが終わってしまう時にドライクリーニングです。

正絹の紬、小紋は専門店で丸洗いしましょう。

ここまで読んでみて、どうですか?

結構出来そうですよね。

最後に、
どこに着ていくの?という壁ですね。

結論から言うと、
どこにでも着て行ってください。という事です。

お食事、お買い物、デート、映画館、遊園地、どこでもOKですよ。

まとめ

  • 予算を決めて、ネットショップ、リアルショップを見てみましょう。
    寸法が合えば、プレタでも良いですが、合わなければオーダーしましょうね。
    最初の一枚目は、寸法が合った着物をお勧めします。
  • リアルショップなら、予算を言ってコーディネートしてもらいましょうね。
  • ネットショップなら、写真のコーディネートをズバリを買ってみましょう。
  • 帯は、半巾帯にしましょうね。
  • 着付けは、半巾帯ならネットや本で覚えられますよ。
    習うより慣れろですね。
    ともかく、思いきって着てみましょう!
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