着物の種類 本物と偽物について


着物について、本物か?偽物か?
という質問がありますね。

着物の偽物と本物について

基本的には、本物も偽物もありません。高級品と普及品という違いです。

大島紬について

 

ホンジャマカの恵さんのお父さんの「恵織物」の高級大島紬。

例えば、本場大島紬は、縦横絣の手織りで本場奄美大島の地球印、鹿児島産の旗印、都城産の鶴印があります。

横糸だけで柄を織っている横惣と呼ばれる大島は鹿児島県の旗印本場大島紬で機械織りと手織りがあります。

その他に東京都武蔵村山市周辺で作られている機械織り縦横絣の本場村山大島紬があります。

  • 村山大島紬について

本場村山大島紬の新品は、男性のアンサンブル生地しか見た事がありませんね。

村山大島紬は、本場大島紬の廉価版のようなイメージですが、東京都の無形文化財であり、国が認めた伝統的工芸品です。

村山大島紬の女性物は、アンサンブルが一般的らしいですね。

リサイクルで村山大島らしき着物は良く見かけます。

昭和30年代、本場大島紬が高額だったため、価格が安い村山大島紬は大人気だったらしいですね。

今でもネットですと村山大島紬が売っています。

 

  • 韓国産大島紬

さらに、昔はカンチャンと呼ばれた韓国産の大島紬もありました。

ちょっと見ただけでは、分かりませんが、手触りが多少ゴワゴワして、染色も安っぽく微妙に違いました。

また、織りが細かい9マルキは絣が波を打っているような感じで、綺麗ではありませんでしたね。

柄は、有名な都喜ェ門のコピーのような柄が多かったですね。

男物もありましたが、手触り、色、絣が本場とは違いました。

しかし、素人の方が見ただけでは分からないと思います。

本場大島紬と間違えないように、反物の端に韓国産大島紬と織られていました。

20年位新品の商品は見た事がありませんので、おそらく今は作られていないと思います。

ネットですと、まだ韓国産大島紬を売っています。

 

  • 〇〇大島紬

その他は、一万円位の安い反物で、〇〇大島紬という証紙が貼ってあるものもありましたね。

安っぽい大島紬風の機械織の商品です。

高級品・普及品・廉価品

さて、本題の本物か?偽物か?という事ですが、

高級品と普及品と廉価品という分け方です。

手間を掛けて作ったか、コストを掛けずに作ったか、という事です。

そのことをきちんと消費者に伝えて販売すれば良いのですが、

韓国産の大島紬を本場大島紬として販売していたら、偽物ですし、詐欺ですね。

私の独断で大島紬の「高級品・普及品・廉価品」を指定しました。参考にしてください。

 

  • 高級品の大島紬

本場大島紬と呼ばれる商品で手織りの縦横絣が高級品です。大島紬の証紙で見分けます。

旗印、地球印、太陽印、鶴印の証紙に伝統的工芸品のシールが付きます。

ホンジャマカの恵さんのお父さんの「恵織物」の高級大島紬。

 

 

  • 普及品の大島紬

本場大島紬でも横惣と呼ばれる横糸だけで柄を構成している大島紬、村山大島紬、韓国産大島紬は普及品だと思います。

横惣も村山大島も韓国産も反物の端に証紙か産地を表記する織があります。横惣と村山は伝統的工芸品のシールが付きます。

ネットですと、まだ韓国産大島紬を売っています。

 

  • 廉価品の大島紬

1万円〜3万円で売っている機械織りの紬で「〇〇大島紬」など見たことがない証紙が貼ってある反物です。生地も柄も全く違います。

ネットですと、まだ〇〇大島紬を売っていますね。

 

結論

普及品も廉価品もその価値や情報をきちんと伝えてお勧めすれば良いのです。

買う人がお店や勧める人を選ぶということが大事です。

何を買うかではなく、誰から買うのか?どのお店で買うのか?という事です。

きちんとした商品知識がある人や信用があるお店で購入することをお勧めします。

その他の商品について

このような商品は、その他にもありますね。

  • 本加賀友禅と京加賀友禅、インクジェット
  • 本場結城紬といしげ結城紬、〇〇結城織
  • 牛首紬と白山紬
  • 灰汁発酵建て本藍染めと割建て(本藍と化学藍の混じり)、化学藍100%
  • 伊勢型紙の江戸小紋とシルクスクリーン江戸小紋
  • 手描き友禅とインクジェット印刷
  • 西陣手織り帯と中国産手織り帯
  • 久保田一竹辻が花と〇〇辻が花染め

ほとんどの高級商品は、証紙や落款がありますので、ごまかして販売する店は少ないです。

最後に

どれもキチンと説明して販売すれば問題ないのですが、

本場物ではないのに、本場物のように言って販売したら、偽物、詐欺ですね。

基本的に、本場の商品は証紙が付いていますので、それを確認してくださいね。

あとは、お店や販売員の信用度ですね。

作家物とか本場物などの説明を受けた場合、その証拠を見せてもらいましょう。

百貨店や大手の呉服屋さんなら、まず間違えないですよ。

不安があったらいつでもお問い合わせくださいね。

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