福原愛ちゃんの振袖と帯のメーカーとお値段は?


福原愛ちゃんの振袖姿、ステキでしたね~

愛ちゃんの可愛らしい雰囲気にピッタリの振袖でしたね。

ネットでは、どこのメーカー?いくらするの?と質問や憶測がアップされていますね。

 

福原愛ちゃんの振袖について

メーカーは、ほぼ間違いなく「藤娘きぬたや」です。
ネットでもいろいろな人が言っていますね。

藤娘きぬたやです。

藤娘きぬたやは、京鹿の子絞りの名門メーカーで
本疋田絞りを得意としています。
本疋田絞りは、絞りの技術では最高峰で、高度な技術と大変な時間が掛かります。

藤娘きぬたやの本疋田絞りとは

他の産地やメーカーの本疋田絞りは、絹糸(きぬいと)で8回前後括るのですが、
藤娘きぬたやの本疋田絞りは、11~12回括ります。
括るというのは、絞るため生地を糸で巻くことです。

そして、振袖全て本疋田絞りを施すと20万粒括るそうです。
20万粒×12回で240万回括るのです。
1点仕上げるのに、2年掛かると言われているのもうなずけますね。

通常の鹿の子絞りは、綿糸(めんし)で4回括りますので、
手間と技術が全く違います。

四ツ巻き鹿の子絞りが出来る人でも本疋田絞りは出来ません。
技術のレベルが違うからです。
それだけ本疋田絞りは難しいのです。

福原愛ちゃんの振袖は、
本疋田絞り以外、帽子絞り、一目絞りなどの技法で柄を表現しています。

 

 

帽子絞りとは

帽子絞りは、生地の裏から芯を入れてその芯を生地で巻いて、
表はビニールで巻き糸で括ります。
外から見ると帽子をかぶっているように見えるので帽子絞りと呼ばれています。

帽子の大きさで、大中小と分けられます。
小さい帽子絞りは、小帽子絞りと呼ばれています。
上のアップの写真を見るとわかります。
衿の下の白い部分が小帽子絞りですね。

一目絞りとは

一目絞りは、1~2回括る絞りで、線が細い部分です。
上のアップの写真の花や葉っぱの輪郭が一目絞りですね。

絞りについて

絞りは、一人一芸と言って、本疋田絞り、帽子絞り、一目絞りと
それぞれ別の職人さんが括ります。
本当に高度が技術が必要で、大変な手間が掛かる技法です。

江戸時代に、 贅沢を禁じる奢侈禁止令(しゃしきんしれい)で
総絞りの着物は贅沢すぎるということで禁止されていたくらいですからね。

お値段は?

私のお店でも本疋田総絞りの訪問着でも300万円前後で販売していました。
まして振袖であれば、500万くらいするのでは?という話も納得ですね。

絞りの名門 藤娘きぬたや

藤娘きぬたやは、都はるみさんの衣装を制作していことでも有名です。
都はるみさんが紅白歌合戦に出演したときの総絞りの振袖は、全て藤娘きぬたやです。

呉服業界でも、総絞りの振袖といえば「藤娘きぬたや」が最高という認識です。

着物の柄

愛ちゃんの振袖の柄は辻が花をイメージした柄ですが、
久保田一竹さんの辻が花とは全く違います。

辻が花とは

辻が花は、室町時代から安土桃山時代にあった柄で、
江戸時代、友禅の流行とともにこの世から消えてしまった柄です。
ですから、幻の辻が花と言われています。

その辻が花を現代に蘇らせたのが久保田一竹さんで、一世を風靡しましたね。
その後、色々なメーカーから辻が花の着物が制作されています。

藤娘きぬたやでも辻が花の振袖は製作しています。

ネットでは、藤娘きぬたやの総絞り振袖もお買い得な価格ですね。

 

レンタルで藤娘きぬたやの総絞り振袖がありましたよ。

 


福原愛ちゃんの振袖と同じメーカー「藤娘きぬたや」の振袖を見かけました。
柄はもちろん違いますが、似た感じの絞りです。

お値段は、486万円(税込)でした。

帯について

西陣の引箔の袋帯ですね。
鳳凰の柄が見事です。

西陣の引箔のメーカーは数多くありますが、
同じような帯はありませんでしたね。

梅垣織物、河合美術織物、山口美術織物、服部織物、 紫紘 ではないかと思いますが、
定かではありません。

お値段は?

帯は着物と違い紋紙がという型紙のようなものが必要なため、
普通は一点だけ作るという事はないですね。

しかし、ネットで画像検索しても、似た柄すらありません。
もしかしたら、愛ちゃんだけの一点物かもしれませんね。

一点物じゃないとしても、100万は楽に超えていると思います。
一点物なら数百万ですね。

豪華な引箔の袋帯です。

最後に絞りの代表的なメーカーをご紹介します。

代表的な絞り産地やメーカーは、

  • 京都の京鹿の子絞りのメーカー「藤娘きぬたや」
  • 愛知県の有松絞りのメーカー「竹田庄九郎」
  • 新潟県十日町の絞りのメーカーが数社「青柳」「滝泰」「関芳」「 翠山

各産地やメーカーで技法や柄の雰囲気が違います。

有松の竹田庄九郎

有松の竹田庄九郎も絞りの名門ですが、
振袖よりも小紋や訪問着が主体です。
絞りの技術も鹿の子絞りより、縫締めや嵐絞りなど独特の技法が多いですね。

 

十日町の絞りメーカー

十日町の絞りメーカーは、辻が花絞り、縫締め、桶絞りなど京都や有松とは違った絞りです。
特に辻が花絞りが有名ですね。
十日町の絞りメーカーでも私は青柳が好きですね。
青柳の絞り技術は素晴らしく、
桶絞り、帽子絞り、一目絞り、鹿の子絞りを屈指した素晴らしい作品がありますね。

愛ちゃんのステキな総絞りの振袖姿を見て、総絞りの人気が高まりそうですね。

今回は、「福原愛ちゃんの振袖と帯のメーカーとお値段は?」でした。

それではまた〜(^O^)/

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