50代の着物始め 大島紬に合わせる帯はどうしたら良いですか?

 

大島紬に合わせる帯を教えますね。

「50代の着物始めは、大島紬!」に続く記事です。

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それでは、50代の着物ビギナーが大島紬に合わせるお勧めの帯です。

まず、半巾帯

初心者からベテランまで良い半巾帯が一本あると重宝しますよ。
着物ビギナーの貴女なら、締めやすい正絹の帯にしましょうね。
ポリエステルの帯は、キュッと締まらず緩みやすいのでやめましょう。

羽織を着て、帯締めを締めると名古屋帯のように見えますね。

メリット

  • 結ぶのが簡単です。前で締めるので、初心者でもすぐに結べるようになる。
  • 結び方がたくさん有るので、自分の好きな結び方で個性的に結べる。
  • 帯枕を使用しないし、帯自体が軽いので締めていて楽です。
  • 羽織を着て帯締めを締めると名古屋帯のように見えてカッコ良いです。
  • 値段が安いです。
  • 色柄のバラエティがいろいろあり、コーディネートが楽しめます。

    メリットがたくさんありますよね。

値段が安くて、色柄も豊富、結び方も個性的に楽しめる帯です。

デメリット

デメリットはあまりないのですが、
しいて言えば、

  • ポリエステルの半巾帯は締まりが悪くて締めにくいです。
  • 長さが短い商品もあるので注意してください。変わり結びをするので4メートルは欲しいですね。
  • カジュアル着物の帯なので、フォーマルな場所には締められません。

半巾帯のまとめ

長さを確認して、好きな柄を選んだら良いですよ。
フォーマルな場所に締めていかなければ問題ありません。

産地によって、帯の生地や締め心地が違いますので、
自分の好みに合わせて選んでくださいね。

初心者にとっては、
帯締めや帯揚げが無くても締められること
前で簡単に締められるのでうれしいですね。

半巾帯の種類(産地)

博多

献上柄が一般的ですが、それ以外もいろいろな柄があります。
単衣と袋状になってリバーシブルで締められる小袋帯があります。
紬に締めるとキュッと締まってずれにくく、締めやすい帯です。
昔から紬には博多が一番と言われていますね。

西村織物、黒木織物の帯は当店で扱っており、お勧めですね。

博多織の証紙がゴールドラベルで絹75%以上の商品をお勧めします。

西陣織の半幅帯

西陣でも半巾帯は作っています。
織元によって柄や織り方が違いますが、
ふっくらした柔らかい西陣織が多いようですね。
リバーシブルの小袋帯が主流です。
本袋帯で有名な「勝山」でも半巾帯を作っていました。
八寸で織った帯を真ん中で織ってかがっていると言っていました。

下の2点の帯は、袋帯、名古屋帯、半巾帯に仕立てられる帯の生地です。

こんな高級感がある半巾帯も素敵ですよね。

こちらは、西陣織の半巾帯です。お洒落心がある柄が多く、楽しくなりますね。

猫好きにはたまらない「歌川広重の猫尽くし」と「鳥獣戯画の半巾帯」も人気ですね。

その他産地の半巾帯

  • ミンサーとは、八重山、読谷山で織られている綿の半巾帯です。
    ミン(綿)サー(狭い)を繋げてミンサーです。
    左の帯は、八重山ミンサー、右の帯が読谷山ミンサーです。
  • 桐生織の半巾帯

桐生は西陣に次ぐ織物の産地で、西の西陣、東の桐生と言われるほどでした。

しかし、今は規模が縮小し、ポリエステル素材など安価な帯がメインになっています。

下の商品は、数少ない正絹の桐生織半巾帯です。

  • 人気メーカーWA・KKA(ワッカ)メイドイン京都 半巾帯
  • 米沢織の半幅帯

ザックリとして非常に柔らかい織りの帯です。形は作りにくいですが、柔らかいので締めていて楽です。

お勧めの半巾帯は?

50代の着物ビギナーにお勧めの半巾帯は、まずは博多の小袋帯をお勧めします。

価格は少し高いですが、西村織物の帯がお勧めです。締めやすさは抜群です。

リバーシブルなので、どちら側も締められるます。結び方によっては両面の柄を出して楽しめますよ。

半巾帯の帯結び見本

文庫結びです。まず最初に覚えましょう。前で結ぶから簡単です。

貝の口です。乗り物に乗る時や長時間椅子に座る場合は背中をつけても平気なので楽ですね。

また、粋な感じがするので、キリッと着たい場合に向きますね。

割り太鼓です。半巾帯でお太鼓風に結べるので、オシャレですね。

みやこ結び(リボン返し)は簡単に結べますが、優雅でボリュームが出ます。

浴衣でも着物でもOKです。

名古屋帯です。

八寸名古屋帯

織の八寸名古屋帯です。
大島紬にはピッタリですね。

おすすめは博多の八寸名古屋帯ですね。

博多といっても、献上柄だけでなく、
モダンな柄やおしゃれな柄などいろいろありますよ。

 

左と右下がお太鼓柄で右上の写真が腹紋です。

パンダの耳、目、身体の黒い部分は、毛並みのような触り心地です。ビックリしますよ!

西村織物の夏物八寸名古屋帯です。

 

西陣織の八寸名古屋帯です。

創業160余年の老舗人気ブランド「帯屋捨松」の八寸名古屋帯です。
帯屋捨松らしい紬地のザックリした織りの名古屋帯です。

横糸の節糸が味わいがある黄色の紬生地を使用しています。
カーペット段紋と名付けられた優しく楽しい図案が素敵ですね。

こちらも帯屋捨松の名古屋帯です。

ザックリした紬地に、楽しい柄が素敵です。

こちらは、帯屋捨松の夏用八寸名古屋帯です。

こちらは、西陣の名門「渡文」の紬地すくい織八寸名古屋帯です。

大島紬にピッタリですね。軽くてとても締めやすいです。

こちらは、渡文の夏名古屋帯です。涼しげな色柄がとても素敵ですね。

西陣織の代表的なメーカーは、帯屋捨松と渡文です。

帯屋捨松は独特の生地と色柄なのでファンも多いです。

渡文は、すくい織りの正統派名古屋帯です。

合わせる年代が幅広くコーディネートする着物を邪魔しない色柄なので重宝します。

 

マニアックな原始布、古代布、上布などは今後別の機会にご紹介いたします。

九寸名古屋帯

織の九寸は、すくい織、紬地、花織などありますが、
九寸なら染が良いですね。
紅型の染めの九寸名古屋もステキですよ。

能州紬のすくい名古屋帯は高級感と素朴さがあって、縦横大島紬に合いますね。

牛首紬の染め九寸名古屋帯も、素敵ですね。
数が少ないので、メッタに見られませんが、
気に入った色柄の帯と出会いがあればラッキーですね。

私の九寸名古屋帯のお薦めは、染めの名古屋帯です。
縮緬地の紅型、更紗柄などお好きな柄を選んでくださいね。

昔は、織りの着物には染めの帯って言いました。
濃い地の地味な色に、織りの幾何学的で直線的な着物の柄には、
染めの曲線を使った華やかな柄が合いますね。

九寸名古屋帯をいろいろご紹介します

  • 幻の織物、吉野間道の特撰品、藤山千春さんの経緯柄の手織り九寸名古屋帯です。
    染料は、全て草木染めです。

 

  • 紅型名古屋帯
    紅型は第一人者の城間栄順さん、人間国宝の玉那覇有公さんが有名ですね。

下の2点はどちらも城間栄順さんの作品です。

下の2点はどちらも人間国宝の玉那覇有公さんの作品です。

緞子生地に紅型を施した帯と牛首紬に紅型を施した帯です。

こちらは、牛首紬+紅花染めです。新田工房の染めです。

これは珍しい牛首紬の「加藤改石さん」の染名古屋帯です。

八重山上布の名古屋帯は単衣から夏物に締めてくださいね。

その他の九寸名古屋帯は、結城紬など紬地の帯、塩瀬の染め帯などあります。

いろいろな名古屋帯については今後機会を作ってご紹介しますね。

おしゃれ袋帯

おしゃれ袋帯は、博多、西陣とありますが、
西陣の帯が色柄、技術といろいろあります。

西陣のおしゃれ袋帯

勝山の帯はお薦めですね。

勝山は、手織りの本袋帯が有名です。

本袋帯と袋帯はどこが違うのかというと
織り方が違います。

本袋帯は、表裏(上下)2枚一緒に織っています。
上の生地を織ったら、下の生地を織るというように回転しております。

表裏(上下)一緒に織りますから、生地が一緒で縫い代がありません。
ですから、帯の両端に縫い代の厚みがなく薄手になります。
裏表同じ生地なので、締め心地が良いですね。

高度な技術で織る帯なので、生産量が少ないです。

勝山は、この本袋帯を主力に製作しています。

私は、10年位前に勝山の工房に行きました。

京都から北山杉を見ながら車で1時間位行った「周山」に工房があります。
土間に半分くらい埋め込んだ「地機」と呼ばれる織機で手織りで織っています。
周山の気候と土に埋め込まれた地機は、湿気が織物にちょうど良いそうです。

西陣には、ほとんど手織りの織機はありません。
勝山はあくまでも手織りにこだわった素晴らしい織元です。

特に有名な柄が「鳥獣戯画」ですが、
それ以外にも漆を使った帯やモダンな柄の帯など見ているだけでも楽しいです。

ちなみに「鳥獣戯画」の袋帯は、同じ柄で京袋帯もあるそうです。
お値段は、かなり下げて販売しているようですが、一般には出回っていません。
一重太鼓なので、自分出来る方には締めやすくて良いですね。

縦横の大島には、ぜひ「勝山」の袋帯を締めて欲しいですね。

 

西陣の宮階織物のおしゃれ袋帯です。

西陣の憧れのブランド「木屋太」のおしゃれ袋帯です。

帯屋捨松のおしゃれ袋帯です。

博多織おしゃれ袋帯

黒木織物のおしゃれ袋帯です。

 

まだまだご紹介していない帯も多いですが、今回はここで終了いたします。

あなたの着物ライフがますます充実して楽しくなるように応援しています。

いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。

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